若冲の石仏のある寺 石峰寺


初秋の京都の旅 今日は 深草にある石峰寺のご紹介です

いわゆる観光寺院ではない小さな寺です

石峰寺は 黄檗山萬福寺を本山とする黄檗寺院であり宝永年間(1704~11)に建立された禅道場です
本堂は昭和54年に放火で焼失 60年に再建されました

寛政年間 京の大火で家を失った画家伊藤若冲(じゃくちゅう)が石峰寺に身を寄せ 草庵を結び五百羅漢を作成
いま 四百数十体が残っています 本堂裏山にて拝観することができるのです

深草は 伏見稲荷のすぐ近く 歩いて行けるところです

伏見map

でも 私は お稲荷さん巡りで山道を歩いたし 石峰寺への道はくねくねと曲がった住宅街のようなので迷子になりそうだから タクシーで行きました

石峰寺

では 石段を登って 羅漢さんに会いに行きましょう

続きに行く その前に

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続きです

伊藤若冲じゃくちゅうをご存じない方のためにちょっと紹介しますね

伊藤若冲は江戸時代中期の画家 
享保元年(1716)京都錦小路の青物問屋の長男として生まれ 23歳の時に家業を次ぎますが 40歳で家督を弟に譲り画業に専念します
仏教 とくに禅宗に興味を持ち 相国寺の塔頭に参禅し 「若冲居士」の号をえます

書き上げた絵は 殆ど上京今出川の相国寺に収められましたが 晩年黄檗山で 石峰寺の和尚とであい 安永の半ばより天明初年にかけての前後一〇年余りをかけて五百羅漢を作ったのです

若冲の絵は 近年脚光を浴びています

2013年 東日本大震災復興支援のひとつとして 米国カリフォルニアのプライスコレクション「若冲が来てくれました」と題して 子供たちを元気づけようと東北を回りました

その中にはいのちが満ち溢れた色鮮やかな動植物の屏風 鶏 
私の街から東北は遠すぎて見に行けませんでしたが NHKTVでも 特集番組が作られたのでご覧になった方もおられるでしょう

石峰寺五百羅漢さんは お釈迦様の一生を表しています

羅漢とは 釈迦の説法を聞き世人より供養されるものを言うのであるが 釈迦入滅後その教えを広めた数多の賢者を賛嘆する意味で宋・元時代より五百羅漢の作成が見られ 我が国においてもも室町時代以後この五百羅漢の作成が見られ その表現は 虚飾のない表情の中に豊かな人間性と美を秘めている
石峰寺の五百羅漢は 若冲が磊落(らいらく)な筆法にて下絵を描き 石工に彫らせたもので釈迦誕生より涅槃に至るものを中心とし諸菩薩 羅漢を一山に安置したものである
長年の風雨を得て丸み 苔寂びその風化に伴う表情や姿態に一段と趣を深めている
明治以降交配していた羅山は 龍潭和尚の篤志により 草を払い徑を開き 個々の石仏の趣を見るによく整理されたものである  石峰寺パンフレットより引用



門に行くまでに 右へ行く細い道があります
そこを行くと若冲のお墓がありました

若冲の墓

若冲は この地で85歳で没し ここに土葬され 遺髪が菩提寺宝蔵寺 と相国寺に埋納されました
ですから相国寺にも墓はあります

赤い山門をくぐって お参りに行きます

石峰寺山門

振り向けば 深草の街が見えます
遠くに阪神高速道路京都線が見えています
中央にある茶色い建物は龍谷大でしょうか

深草には昔 陸軍一六師団司令部があったらしく 道の名前が 師団街道とか 第一軍道とかあるのです
旧師団司令部の建物は 聖母女学院本館としてつかわれていて 申しこめば見学ができるとのことです

石峰寺

門の前に立つ立て札を見ると 

石峰寺

受付で 拝観料300円を払いますと うちわを渡されました
暑いから使ってくださいというのではないのです
やぶ蚊がいますので これで払いながら蚊を防いでくださいということでした
デング熱騒動で というのでもなく 以前からうちわでの蚊撃退作戦を実施しておられたようです

残念ながら 羅漢様の写真は うつせないのです で パンフレットの写真をちょっと拝借

上の赤い門を入って もう一つ赤い唐風の門がありました
そこをくぐると五百羅漢の世界です

石峰寺羅漢配置図

ちょっとわかりにくいですね もう一つネットで見つけました
古いもののようです

石峰寺羅漢配置図

五百羅漢さんです パンフレットより

石峰寺五百羅漢

250年間 風雪に晒されて 石は風化して どこもかも丸くなった優しいちょっとひょうきんなお顔の石の仏様が 山の中に点在していました

お釈迦様が生まれて 修行をして 悟りを開き 説法 托鉢 座禅窟 涅槃場 そして最後は賽の河原

木と竹やぶに囲まれた石仏に木漏れ日がさし 本当に穏やかな美しい世界でした

HPによると春は桜 秋は紅葉 冬には雪が降ることもあり 四季折々の風情も素晴らしいようです
また行ってみたいと思います

本堂の近くで ヒガンバナが咲いていました

ヒガンバナ

本堂は 火災焼失後に再建された新しい建物です
眩しいような青空でした

石峰寺

本堂です 

石峰寺

今回は 五百羅漢だけの拝観でしたが このお寺には 若冲の素晴らしい虎のお軸があるのです
いつもは非公開で 特別な日だけ拝観できます
私は展覧会でみました

虎図 お軸から 体半分ははみだしていて のそっとでてきたような虎でした

実際の虎を見たことはなく 中国から入ってきた毛皮の敷物で毛並みなどを知り ネコの動きで絵を描いたのでしょうか

なんとなく可愛い虎さんでした


しばらく本堂の前で休んでから 京阪深草駅まで歩きました

駅の近くに こんな石標がありました
「七面大天女、是より東南三町」と彫ってありました 道標かな

(橘紋)七面大天女道標

深草から 京阪電車に乗り おけいはん になりました
なんのこっちゃ?って
関西での京阪電車のCMで 京阪に乗る人おけいはん というのがあるのです
おけいはんは 京阪電車のイメージキャラクター です

では おけいはんで 祇園四条へまいります

今日はここまで ごきげんよう

石峰寺
住所京都市伏見区深草石峰寺山町26
郵便番号612-0883
拝観料大人 300円
拝観時間
夏期3月~9月9時~17時
冬期10月~2月9時~16時


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カメラ機種名 Canon PowerShot S120
撮影日時 2014/09/17
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